Nested vSphere 7.0 ラボ環境を構築してみる Part.3

Nested vSphere 7.0 ラボ環境を構築してみる Part.3

前回はファイルストレージ用の Openfiler 仮想マシンをインストールしました。今回はファイル共有を行えるようにセットアップしていきます。

前回に引き続き Openfiler のセットアップを行います。

Openfiler ログイン

http://<Openfiler の IP アドレス>:446 にアクセスします。初期ユーザーの情報でログインします。

  • Username:openfiler
  • Password:password

ログインに成功すると Openfiler のダッシュボードが表示されます。

Openfiler セットアップ

ドライブフォーマット

[Volumes]>[Block Devices] をクリックし、共有用のディスクドライブをクリックします。

[Create a partition in /dev/sdx] で次のように設定して [Create] をクリックします。

  • [Mode][Primary]
  • [Partition Type][Physical volume]
  • [Starting cylinder]:1
  • [Ending cylinder]:(ディスクサイズに応じて変動)

パーティションが作成されると上部に追加されます。

同様にもう一つのディスクドライブも設定します。

ボリュームグループ

ボリュームグループを作成します。ディスクは iSCSI と NFS として使うので2つ作成します。

[Volume Groups] をクリックします。[Volume group name] に iSCSI-vg と入力し、[Select physical volumes to add] からボリュームグループに含めるディスクを選択して [Add volume group] をクリックします。

同様に NFS 用のボリュームグループも作成します。

サービス設定

[Services] をクリックし、Openfiler で起動するサービスの設定を行います。次のサービスの [Modify Boot][Enable] に、[Start / Stop][Start] にします。(それぞれ [Disable][Stop] と表示されるようにします)

  • [CIFS Server]
  • [NSF Server]
  • [iSCSI Target]

次のようになっていれば OK です。

ネットワークアクセス設定

ネットワークアクセス制御の設定を行います。[System] をクリックし、[Network Access Configuration] にアクセス元のネットワーク情報を入力します。識別しやすい名前とネットワークアドレスを入力したら、[Type][Share] を選択して [Update] をクリックします。

NFS ボリューム設定

NFS ボリュームのセットアップを行います。[Volumes]>[Add volume] をクリックします。次のように設定し、[Create] をクリックします。

  • [Volume Name]:NFS
  • [Required Space (MB)]:(ストレージの空き容量を入力)
  • [Filesystem / Volume type][XFS]

ボリュームの作成が完了したことを確認します。

[Shares] をクリックします。NFS ボリューム名をクリックし、共有フォルダ名(「PUBLIC」 としています)を指定して [Create Sub-folder] をクリックします。

作成した共有フォルダをクリックし、[Make Share] をクリックします。

[Host access configuration] でネットワークごとにアクセス許可を行います。[SMB/CIFS][NFS] でアクセス許可するネットワークに [RW] を設定して [Update] をクリックします。

iSCSI ボリューム設定

NFS ボリュームと同様に iSCSI ボリュームを作成します。

  • [Volume Name]:iSCSI
  • [Required Space (MB)]:(ストレージの空き容量を入力)
  • [Filesystem / Volume type][block (iSCSI,FC,etc)]

[Volumes]>[iSCSI Target] をクリックします。[Add new iSCSI Target][Add] をクリックします。

ページ下部の [Settings for target] に追加した iSCSI ターゲットの ID が表示されることを確認します。

[LUN Mapping] タブにて、次のように設定し [Map] をクリックします。

  • [R/W Mode][write-thru]
  • [Transfer Mode][blockio]

ESXi でのストレージ追加

NFS ストレージの追加

ESXi のウェブクライアントで [ストレージ]>[データストア] にて [新しいデータストア] をクリックします。

[新しいデータストア] ウィザードの [作成タイプの選択] にて [NFS データストアのマウント] を選択し、[次へ] をクリックします。

[NFS マウントの詳細の設定] にて、次のように設定して [次へ] をクリックします。

  • [名前]:OpenFiler-NFS
  • [NFS サーバ]:(Openfiler 仮想マシンの IP アドレス)
  • [NFS シェア]:(Openfiler 仮想マシンの共有パス)
  • [NFS バージョン][NFS 3]

[設定の確認] にて、設定内容を確認のうえ [完了] をクリックします。

データストアに登録されたことを確認します。

iSCSI ストレージの追加

[ストレージ]>[アダプタ] にて、[ソフトウェア iSCSI] をクリックします。

[iSCSI の設定] にて、[固定ターゲット][固定ターゲットの追加] をクリックし、次のように設定します。設定したら [設定の保存] をクリックします。

  • [ターゲット]:(Openfiler の iSCSI ターゲットで生成したターゲット ID)
  • [アドレス]:(Openfiler 仮想マシンの IP アドレス)
  • [ポート]:3260

iSCSI ターゲットの追加が完了したことを確認します。

今回はここまで。