ドンキ4Kテレビ(60インチ)レビューしてみようじゃないか

Review
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ドン・キホーテの4Kテレビ

今回レビューするのは「驚安の殿堂」でおなじみドン・キホーテのプライベートブランドテレビです.数年前までは「激安の殿堂」であった記憶があるが,いつの間にか通り名を変えていました.しかし,プライベートブランドの「情熱価格PULS」から販売された4Kテレビ・通称ドンキテレビはまごう事なく激安でしょう.

気になる4Kテレビの価格とスペック

ドンキテレビはサイズが3モデルで展開され,現在は発売当初から数えて4モデル目が市場に出回っています.50インチのモデルが54,800円と,なんと5万円台で4Kテレビが購入できるのが話題を呼びました.市場平均で見れば半額相当にもなりそうな強気の価格設定に対して,性能への不安も上がりました.だが(文字通り)蓋を開けてみれば,中身のボードはREGZAの東芝製であることが判明すれば,そのような声も少なくなりました.

実際には数世代前のチップボードを使用しており,そのほかの構成は汎用部品を使うなど,低価格化への意識が見られます.以下はかなり詳細に分析している記事.

【ドンキの4K】中身は東芝レグザ? “解体”でわかった決定的な違い
価格破壊が進む4Kテレビ。その代表格とも言える「ドンキの4K」は、以前の調査でも報じたとおり、低価格ながら東芝製メインボードを搭載しています。東芝製「本家レグザ」との価格差は3万円以上。何がどう違うのか? バックパネルを開けて、現役テレビエンジニアと共に中身を比較してみました。

以下は各サイズの商品ページです.細かいサイズや機能が記載されています.

http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2571
http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2573
http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2573

注目はHDR対応の記載です.HDRとはHi Dynamic Rangeの略称で,従来のSDRよりも広い明るさの幅に対応しているため,黒つぶれせず,白飛びせずに見ることができます.

50インチだと横幅が約112cmで小型のテレビ台だと少々手狭に見えるサイズ.60インチだと横幅は約140cmで現在私が自宅で使用中のIKEAデカントのデスク幅と同じになります.私の部屋は6.5畳の1Kであるが,思い切って60インチモデルを購入することとしました.

 購入した当時はキャンペーンが行われており,60インチモデルだと定価が89000円くらいですが,これが1万円値引きされて79000円になりました.おまけでGoogle Chromecastがタダでついてきました.

設置してみた

購入直後の様子です.思い立ったが吉日でいきなりドンキに足を運んで在庫があったので即決購入.1キロ弱の距離なので配達せずに自力で運んでみたが死ぬほどきつかったです.おなじみのルンバくんもこんなサイズ感です.

この機会に部屋のレイアウトも変更(せざるを得なくされた).部屋の一角に柱が出っ張っている部屋のため,短辺というか窓が全て塞がれる形となった.

テレビ台設置

後日テレビ台を設置.ローボードのテレビ台にしようか迷ったが,ルンバくんの性能が生きる範囲を狭めたくなかったので,壁寄せタイプのテレビスタンドを選んだ.

スタンド自体が19kgくらいあるので安定感があります.本来は壁付けして安定させる方がいいが,窓には寄せられないので離しています.テレビの重量が14kgなので若干心配だったが,なるべく低い設置高にして倒れないようにしています.今の所転倒の心配はなさそうです.

テレビの下の位置に下がっているのはサウンドバーです .壁掛けもできるモデルだったのでテレビ裏に設置する金具を使用して吊り下げる形をとりました.棚板が小さ目なのでここに置くと不安定だと危惧しました.

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テレビにHDMI端子は3本付いているが,4K画質に対応しているのは1端子のみ(HDMI3).よってHDMI1がSwitch,HDMI2がChromecast,HDMI3がAppleTV(4K)となりました.

使ってみた所感

デカさは正義だ.期待以上の満足感が得られます.AppleTVでNetflixを利用し,洋ドラなどを見るとかなり綺麗に見れます.地上波放送は画質がそれほど期待できないが,BS放送ならばアンテナさえ設置されていれば無料で視聴可能でかつ高画質です.スポーツ中継などはかなり迫力があって見応えがあります.

1Kに置くと圧倒的存在感を放ち,生活感がかなり変わります.できればソファにゆったり座りながら見る生活を作りたいです.USB外付けHDDをつければ単体で裏番組録画までできるので便利です.

買うときの注意点

このサイズのテレビとなると,重量と大きさがかなりのものとなります.テレビ台や設置場所などは事前に考慮しておく必要があります.

また,2019年には4K放送が開始されます.このテレビは4K放送には対応しておらず,視聴には別途4K放送チューナーが必要になることを覚悟しておく必要があります.

これに関しては個人宅であれば4K放送受信のためにアンテナ設置など他にも多くの負担がありほか,賃貸であれば設備入替などを待つ必要があるでしょう.また,4K放送自体も全ての放送内容が4Kになることもないようです.(NHKで放送内容の9割が4K化する.民放は不明.)よって,近々で4Kテレビが全く使い物にならなくなることはないので,しばらくは安心です.

総合的にみても大型4Kテレビの価格帯としてはかなり低いにも関わらずそれなりの品質の画質であるので,コスパは十分に取れると考えます.どうせテレビを買うなら思い切って大型テレビに手を出してみたはいかがでしょうか.

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